YOAKは昨年、10周年を迎えました。
10年という時間の中で、時代の流れも、ファッションに対する価値観も、大きく変わったように思います。新しいものが次々に生まれ、少し前のものが急に古く見えてしまう。それはファッションだけではなく、映像や音楽、情報との付き合い方も同じかもしれません。
ストリーミングで映画を観る。
好きな音楽もすぐ聴ける。
YouTubeでは毎日のように新しい情報が流れてくる。
便利になり、選択肢が増え、テクノロジーの進化によって日々を楽しませてもらっています。私たち自身、新しいアイデアや変化に刺激を受けることも多くあります。ただ、その一方で、ふと考えることがあります。
「本物って、なんだろう」
私たちが思う本物とは、歴史があり、時間が経っても価値がなくならないもの。
例えば、Eamesのチェア。
Corbusierのソファ。
時間を超えて残る建築。
使い込まれた器やカトラリー。
何十年も前に作られたものなのに、今見ても変わらず魅力がある。時間が経つほど味わいが増し、むしろ年月を経た方が美しく感じるものがある。YOAKが目指しているのもそういう存在です。YOAKのデザインも、単なるトレンドから生まれているわけではありません。トラディショナル、ミリタリー、ドレスシューズ、クラシックなスニーカー。長い時間を経ても残り続けてきたものをベースに、現代の空気感に合わせながら再構築しています。だからこそ、半年や1年で古く見えるものではなく、5年後、10年後もトレンドに左右されず、自然と履き続けられるものを目指しています。
実際、YOAKでは10年前に作ったモデルたちが、今でもブランドを代表する顔として販売され続けています。
そして毎月、国内外のメディアに取り上げられ、掲載され続けている。
それは、私たちの考えが間違っていなかった証拠なのかもしれません。